森友学園をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題が永田町を激震させている。なにせ、国会に提出された公文書が意図的に改ざんされていたのである。このようなことがまかり通れば、正確な事実を元に国会で審議することができなくなり、国権の最高機関である国会は立法や行政のチェックなどの機能を十分に果たせなくなる。
子供への教育上も、大問題である。国民のほとんどは、不快な思いを強いられた森友学園に関わる公文書の改竄（かいざん）問題。責任を部下に押しつけ、国会には「調査中」という言い逃れの道は残しつつも、改竄はないというウソをついた。蓋を開けてみれば、改竄は４００カ所以上にも及んだ。
子供への教育上も、大問題である。国民のほとんどは、不快な思いを強いられた森友学園に関わる公文書の改竄（かいざん）問題。責任を部下に押しつけ、国会には「調査中」という言い逃れの道は残しつつも、改竄はないというウソをついた。蓋を開けてみれば、改竄は４００カ所以上にも及んだ。
先週、財務省は「森友文書」に書き換えがあったことを認めた。国民のために存在する公文書の改ざんは、民主主義の土台を揺るがし兼ねない行為だ。19世紀から政府の公文書を組織的に管理してきた英国で、一連の事件はどのように受け止められているのか。公文書管理に関する近年の問題も含め、注目してみたい。
3月10日、今年も東京大学の合格者が発表された。厳しい競争を勝ち抜き、晴れて東大生になる学生は言うまでもなく優秀な人間ばかり。地元では天才ともてはやされ、勉強では誰にも負けない、そんな一握りのエリートだけが赤門をくぐることを許されるはずだが……。
さえぐさ・ゆきお 東京工業高等専門学校卒。１９８５年ブリヂストン入社。工場設計本部長などを経て、２０１６年にタイヤ生産システム開発担当の執行役員。１７年１月からＣＤＯ（最高デジタル責任者）でデジタルソリューションセンター担当の執行役員。東京都出身。
いすゞ自動車と日野自動車は１９日、トラックとバスの自動運転技術を共同で開発したと発表した。先頭のトラックが後続を牽引（けんいん）する「隊列走行」の実現に必要な基礎技術などで、早期に実用化を目指す。
ジャーナリストではなく「中国奥地で活動する70歳の自然写真家」という視点から、「中国の地方」の実態を写真と文章で切り取る青山潤三氏の連続レポート。今回は、日本人にとっても気になる「中国人とお金」がテーマです。
三菱重工業と日立製作所との火力発電事業統合会社、三菱日立パワーシステムズと三井物産が先月、超大型火力発電所の建設を受注したことを機に東南アジア市場をめぐる中国との輸出競争で日本が優位に立つとの見方が専門家の間に広がっている。同地域では、今後３０年で発電所への必要投資額が１兆ドル（約１０６兆円）を超えると予測されている。
半導体の売上高世界第6位ブロードコムが、同5位の米クアルコムを買収し、米インテル、韓国サムスン電子に次ぐ世界3位の巨大半導体会社への飛躍を試みたM&A（合併・買収）が、あえなく破談に追い込まれた。トランプ米大統領が「安全保障上の脅威」を理由に待ったをかけたからだ。本当にそういう問題なのか。
「これからはロボットとともに生活するのがあたりまえの時代が来る。そして日本は、ヒューマノイドロボット（人型ロボット）の分野で世界と戦っていける」――。そう語るのは、『AIロボットに操られるな!』の著者で、日本でセグウェイの販売を行なう、セグウェイジャパン株式会社 代表取締役社長の大塚寛氏だ。時代に変革をもたらす「パラダイムシフト」。今私たちは次なるパラダイムシフトを経験している真っ只中だと言う。これから社会はどう変わるのか。そして日本の勝機はどこにあるのか。
いま、東京をはじめ大都市圏で急速かつ静かに、ある「家族のかたち」が広がっている。それが「近居」だ。親の世帯と子の世帯が、都会のすぐ近所に別居する。なぜいま、「近居」が再び注目されているのか。1988年生まれの若手政治学者・佐藤信氏が、のっぴきならない現代の家族事情を解き明かす。
判断をひとつ間違えれば、罪のない人間に罰を与えてしまうかもしれない。それが裁判官だ。だが、その重みを十分に感じていない判事もいる。彼らは冤罪を出しても咎められることはないのだから。
東京・調布市の中学校に不登校の生徒を対象にした「分教室」が来月、開設されます。
東京電力福島第一原子力発電所の事故をめぐり、国連人権理事会で、ドイツなどが日本政府に避難者への支援の継続などを勧告するなか、避難者の１人がスイスで開かれている国連人権理事会で演説し、国際社会に支援を訴えました。
リクルート住まいカンパニーが今年2月末に発表した「住みたい街ランキング」で、横浜、恵比寿、吉祥寺などの大都市圏に続き、堂々の6位にランクインした武蔵小杉。河川敷の向こうに立ち並ぶタワーマンション群に象徴される新しい街並みは、いくつものメディアで紹介され、人気はうなぎのぼりだ。いったいどんな街なのか、歩いてみた。
東京高等裁判所の裁判官がツイッターに殺人事件の裁判に関する書き込みをして遺族から抗議を受けた問題で、東京高裁は「裁判官として不適切で国民の信頼を損なう行為だ」としてこの裁判官を厳重注意処分にしました。
サッカー日本代表は６月に開幕するワールドカップロシア大会に向けた強化試合を前に１９日から、ベルギーで合宿をスタートしました。