サイバネット工業、ヤシカ、三田工業…稲盛和夫に救われた企業の社員は、なぜ京セラの屋台骨を担うほど活躍するのか稲盛アカデミー特任教授が振り返る、希代の経営者・稲盛和夫の「企業変革」(第11回) - ニュース・経営
20代で京セラを創業、50代で第二電電企画(現KDDI)を設立して通信自由化へ挑戦し、80歳を目前に日本航空の再生に挑んだ稲盛和夫氏。いくつもの企業を劇的に成長・変革し続けてきたイメージのある稲盛氏だが、京セラで長らく稲盛氏のスタッフを務めた鹿児島大学稲盛アカデミー特任教授の粕谷昌志氏は、「大変革」を必要としないことこそが稲盛経営の真髄だという。本連載では粕谷氏が、京セラの転機となる数々のエピソードとともに稲盛流の「経営」と「変革」について解説する。
事業発展を目的としながらも、合併買収を通じ、倒産の危機にあった元サイバネット工業の社員たちに再起の場を用意した稲盛。ビジネスとして、そんな配慮や苦労が実を結ぶのか──。今回は、サイバネット工業合併の翌年にあったヤシカの救済合併の事例から、稲盛の経営哲学を探る。