「大きくなった企業が衰退の道をたどるのは、世のならい…」稲盛和夫は、京セラの行く末をどう捉えていたか?稲盛アカデミー特任教授が振り返る、希代の経営者・稲盛和夫の「企業変革」(第16回) - ニュース・経営
20代で京セラを創業、50代で第二電電企画(現KDDI)を設立して通信自由化へ挑戦し、80歳を目前に日本航空の再生に挑んだ稲盛和夫氏。いくつもの企業を劇的に成長・変革し続けてきたイメージのある稲盛氏だが、京セラで長らく稲盛氏のスタッフを務めた鹿児島大学稲盛アカデミー特任教授の粕谷昌志氏は、「大変革」を必要としないことこそが稲盛経営の真髄だという。本連載では粕谷氏が、京セラの転機となる数々のエピソードとともに稲盛流の「経営」と「変革」について解説する。
稲盛氏は、京セラ、KDDI、日本航空と、経営の第一線を退くたびに、後継者が安心してかじを取れるよう盤石な体制を整えた。その根底には、従業員への深い愛情と、未来を託す者への信頼があった。