アジア進出成功、国内シェア0.5%が前提 スパイダー・イニシアティブ
少子高齢化で国内市場の先行きが見通せない中、アジアなど海外に活路を見いだそうとする企業が増えている。こうした中、主に中小企業の海外販売支援を手がけるスパイダー・イニシアティブの森辺一樹社長は「多くの製品がコモディティー化して価値の源泉が(日本企業が得意とする)『作る力』から(不得手な)『売る力』に移行している」と指摘、マーケティングの重要性を説く。その上で、アジア進出を成功に導くには国内市場で0.5%のシェア獲得が最低ラインとの認識を示した。