日本ペイントホールディングス(HD)は17日、オーストラリアの塗料大手「デュラックスグループ」を買収すると発表した。8月中旬にも全株式を約3000億円で取得、子会社化する。オセアニアに販路を広げて中国依存の収益構造を脱却し、海外事業を拡大するのが狙い。
フィリピンの主要食品メーカーと中小企業の96社で構成するフィリピン食品製造業協会(PCFMI)は、学校近くでのスナック菓子の販売に関する「ジャンクフード規制」の基準が地方自治体によって異なることから、統一化を求めている。
アイシン精機は17日、中国で投資などを手掛ける安徽環新集団と、自動変速機のアルミ鋳造部品を製造する合弁会社「愛信(安慶)汽車零部件」を安徽省安慶市に設立したと発表した。中国での需要拡大を見越し、約100億円を投じて新工場を建設する。2020年8月に生産を始める。
日米両政府は16日(日本時間17日)、米ワシントンでの新たな貿易交渉初会合を終えた。2日間の会合で、米国は対日貿易赤字の削減と農業市場の開放を要求した。日米は、農産物や工業製品といった物品関税に関する貿易協定の締結に向け、交渉を急ぐ方針で一致した。電子商取引などのデジタル貿易も協議対象とすることで合意した。