郵便局長会、新会長に山本氏選出 取り扱い減少の中「事業右肩上がりへ」
全国郵便局長会(全特)は19日、広島市で通常総会を開き、新会長に副会長の山本利郎石川県・金沢扇町郵便局長(64)を選出した。山本氏は総会後の記者会見で、取り扱い郵便物が減少する中「郵便事業をどう右肩上がりにしていくかが大きなテーマだ」と述べた。
全国郵便局長会(全特)は19日、広島市で通常総会を開き、新会長に副会長の山本利郎石川県・金沢扇町郵便局長(64)を選出した。山本氏は総会後の記者会見で、取り扱い郵便物が減少する中「郵便事業をどう右肩上がりにしていくかが大きなテーマだ」と述べた。
多くの地方銀行で減益決算が常態化してきた。東京証券取引所などに上場する地方銀行78社の2019年3月期決算は全体の約7割に当たる54社が減益か赤字で、20年3月期も56社が減益を見込む。超低金利が長期化し、融資の利息で収入を得る伝統的な事業モデルが崩壊。手っ取り早く稼ごうと、顧客に金融商品を押し込む危うい営業手法も目立つ。各行単独でじり貧を脱する展望は描きにくく、業界再編への包囲網は確実に狭まってきた。