「令和のソニー」をつくった吉田憲一郎会長CEO、「強烈な挫折経験」をバネにして抜本的に改革したこと復活を遂げたソニー、多様な個の成長を「組織の成長」に生かす仕掛けとは(後編) - 経営のためのIT活用実学
テレビ事業の赤字をきっかけに続いたどん底の時代を乗り越え、2024年3月期決算では過去最高の売上高13兆円超を記録したソニー。危機的状況の中、平井一夫社長兼CEO(当時)のもとで同社の再生に辣腕を振るい、その後の再成長の土台を築いたのは、現在グループ会長CEOを務める吉田憲一郎氏だ。ソニーを40年にわたり取材してきた経済ジャーナリストの片山修氏は、「先行きが不透明で変化の激しい時代にこそ、吉田氏のような新しいタイプのリーダーが求められる」と述べる。前編に続き、2024年9月に書籍『ソニー 最高の働き方』(朝日新聞出版)を上梓した同氏に、ソニー躍進の秘訣(ひけつ)や吉田憲一郎会長CEOにまつわる秘話を聞いた。(後編/全2回)