美人には、“わきまえて”ほしい?…「女性が管理職につきにくい」ことからわかる根深い問題
ドイツの哲学者イマヌエル・カントは18世紀にこのように書き残している。「苦労をともなう学問研究や難渋をきわめる思索に、たとえ女性が成功したとしても、それは彼女の性にふさわしい美点を破壊する。それによって彼女は冷ややかな尊敬は受けようが、異性に対して絶大な力をふるう魅力は失われる」
もし仮に、現代の基準の中でこのような言葉を発したとしたならば、いかにイマヌエル・カントといえども大炎上してしまうのではないだろうか。