「ずさんなインタビュー映像のせいで証言した農協職員が退職」…農協「自爆営業」問題で明らかになったTBS『news23』の失墜
JAでは共済(保険)のノルマが過大であるため、職員が不必要な契約を迫られる「自爆営業」に苦しんできた。この問題を追及したのが、TBSが1月12日に放送した『news23』だ。しかし、証言したJA職員A氏のインタビュー映像の加工が杜撰だったため、職場で身元が判明し、退職に追い込まれている。筆者は本誌前号とWebサイト「現代ビジネス」で、「TBSに裏切られた」というA氏の訴えとともに、その「報道被害」の実態を報じた。