あなたも「主体的」に「社畜」になっている…「新しい資本主義」の巧妙な罠
仕事の生産性が向上し、給料がアップし、欲しかった車が買えた。もっと仕事をがんばって、さらに生産性を上げて、次は港区にマンションを買おう…会社員のサクセスストーリーかのように思えるこのループ。じつは20世紀に始まった「新しい資本主義」があなたの全生活を取り込むための罠だと気づいているだろうか?その罠の巧妙な仕組みをここで明らかにしよう。
※本記事は、白井聡氏の注目の書『今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義』を抜粋・編集したものです。