これまで誰も達成していない完全試合に最も近づいた男 新谷博の伝説
2018年の全国高校野球選手権大会は、大阪桐蔭の優勝、史上初の2度めの春夏連覇という結果となったが、この100回、104年にわたる夏の甲子園の歴史の中で、今回も、完全試合を達成した投手は出なかった。ノーヒットノーランは、戦前は、海草中(和歌山県)の島清一が準決勝、決勝連続で、戦後は、松坂大輔(横浜)が決勝で達成したほか、22人(23回)が記録しているが、1人の走者の出さない完全試合は達成した投手は誰もいない。今から36年前、そんな大記録に、9回2死、パーフェクト達成まであと一人というところまで肉薄した投手が一人だけいた。
(※選抜では、1978年に、前橋の松本稔が対比叡山戦で、1994年には、金沢の中野貴博が対江の川〈現・石見智翠館〉で達成している)

