１３日午後１１時８分ごろ、宮城県南部、福島県の中通りと浜通りで震度６強の地震があった。気象庁は当初、震源地は福島県沖、震源の深さは約６０キロ、地震の規模はマグニチュード（Ｍ）７・１と推定されると発表したが、その後震源の深さを５５キロ、マグニチュードは７・３に修正した。宮城、福島両県は対策本部を設置。少なくとも３０人の負傷者が出ているという。また、集合住宅での火災や落石、電線の断線といった情報もあり、県警や消防などが被害の確認を急いでいる。
１３日午後１１時半ごろ、福島県相馬市の常磐自動車道で土砂崩れがあったとの通報があった。車が巻き込まれたとの情報もあり、地元消防が詳細を確認している。
１３日午後１１時半ごろ、福島県相馬市の常磐自動車道で土砂崩れがあったとの通報があった。車が巻き込まれたとの情報もあり、地元消防が詳細を確認している。
13日夜、福島県沖を震源とする大きな地震があり、福島県と宮城県で震度6強の揺れを観測しました。14日0時現在の太平洋沿岸にある各原発の状況です。
１３日午後１１時８分ごろ、宮城県南部、福島県の中通りと浜通りで震度６強の地震があった。気象庁は当初、震源地は福島県沖、震源の深さは約６０キロ、地震の規模はマグニチュード（Ｍ）７・１と推定されると発表したが、その後震源の深さを５５キロ、マグニチュードは７・３に修正した。宮城、福島両県は対策本部を設置。少なくとも３０人の負傷者が出ているという。また、集合住宅での火災や落石、電線の断線といった情報もあり、県警や消防などが被害の確認を急いでいる。
ロイター通信や米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）などの海外メディアは１３日夜（日本時間）、福島県沖を震源とした震度６強の地震について速報した。２０１１年３月１１日の東日本大震災と重ね合わせる報道が目立った。
ロイター通信や米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）などの海外メディアは１３日夜（日本時間）、福島県沖を震源とした震度６強の地震について速報した。２０１１年３月１１日の東日本大震災と重ね合わせる報道が目立った。
警察によりますと13日、午後11時15分ごろ福島県内の常磐自動車道に土砂が流れ込みトラックが巻き込まれたという通報がありました。警察で確認を進めたところ、相馬市と新地町の間の道路に土砂が流れ込んでいたものの人的被害は確認されなかったということです。この土砂の影響などで常磐自動車道は全区間で通行止めになっています。
通信大手各社は、インターネットを通じて安否に関する情報の登録や確認ができる災害用の伝言板サービスなどを提供しています。
日本道路交通情報センターによると、宮城県南部、福島県で起きた震度６強の地震に伴う安全点検のため１３日深夜、東北自動車道西那須野塩原インターチェンジ（ＩＣ）－平泉前沢ＩＣ間、山形自動車道の村田ジャンクション（ＪＣＴ）－寒河江ＩＣ間、磐越自動車道のいわきＪＣＴ－会津若松ＩＣ間、常磐自動車道の水戸ＩＣ－亘理ＩＣ間が通行止めになった。
NHKは今回の地震についての情報を、外国の方に向けてもお伝えしています。
日本道路交通情報センターによると、宮城県南部、福島県で起きた震度６強の地震に伴う安全点検のため１３日深夜、東北自動車道西那須野塩原インターチェンジ（ＩＣ）－平泉前沢ＩＣ間、山形自動車道の村田ジャンクション（ＪＣＴ）－寒河江ＩＣ間、磐越自動車道のいわきＪＣＴ－会津若松ＩＣ間、常磐自動車道の水戸ＩＣ－亘理ＩＣ間が通行止めになった。
宮城県警察本部によりますと、この地震の影響で常磐自動車道・上り線の▼亘理町の鳥の海パーキングエリアと▼山元町の山元インターチェンジの間でおよそ10メートルにわたり、道路の隆起が起きているのが確認されたということです。午前0時半現在、宮城県内の高速道路では隆起が確認された現場を含め、けが人の情報は入っていないということで引き続き情報を収集しています。
東日本大震災から３月で１０年となるのを前に、再び激しい揺れが深夜の東北を襲った。福島県沖で１３日午後１１時過ぎ、マグニチュード（Ｍ）７・１の地震が発生し、福島県と宮城県で最大震度６強を観測した。「震災を思い出した」「震えが止まらない」。各地で停電も発生し、住民らは恐怖に声を震わせた。
震度6強を観測した福島県相馬市のコンビニエンスストアの店員の女性は、NHKの電話取材に対して「地震が起きた時には、酒などの商品が棚から落ちてぐちゃぐちゃになりました。立っていられないほどの揺れを感じ、東日本大震災の時よりも大きいと感じられたので、怖かったです」と話していました。
福島県沖で１４日夜に起きたマグニチュード（Ｍ）７・１の地震について、東京大地震研究所の古村孝志教授は「海側から日本列島の下に沈み込む太平洋プレート（岩板）が関連する地震とみられる。地震の規模がＭ７・１と大きく、震源の深さも５０キロ以上と深かったことから、広い範囲に強い揺れが広がった。ただ、震源が深かったことは津波の心配がないことにもつながった」と話した。
JR東日本によりますと、上越新幹線は、地震の影響で東京駅と高崎駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、安全が確認されたため運転を再開しました。
福島県沖で１４日夜に起きたマグニチュード（Ｍ）７・１の地震について、東京大地震研究所の古村孝志教授は「海側から日本列島の下に沈み込む太平洋プレート（岩板）が関連する地震とみられる。地震の規模がＭ７・１と大きく、震源の深さも５０キロ以上と深かったことから、広い範囲に強い揺れが広がった。ただ、震源が深かったことは津波の心配がないことにもつながった」と話した。
警察によりますと、新潟市中央区の下所島1丁目で、道路が冠水する被害が出ているということです。警察は地震の揺れで水道管が破損した可能性もあるとみて、周辺の通行を規制して原因などを調べています。
最大震度6強を観測した宮城県や福島県の各地の状況です。
福島県のいわき市役所などによりますと、震度5強を観測した市内の平地区では、電柱が倒れる被害があったということです。
震度６弱を観測した福島県南相馬市のＪＲ常磐線原ノ町駅前にあるホテルでは、突き上げるような強い縦揺れの後に数十秒間にわたり大きな横揺れが続いた。
加藤勝信官房長官は１４日未明、福島県沖を震源とする１３日夜の最大震度６強の地震を受け、臨時に記者会見した。主な内容は以下の通り。
