海保機 約40秒間 滑走路上に停止か 羽田空港 衝突炎上事故
羽田空港で起きた衝突炎上事故で、海上保安庁の航空機は衝突までおよそ40秒間、滑走路上に停止していたとみられることが分かりました。専門家は、日本航空機のパイロットが事故を避けるための時間は一定程度あったとしたうえで、「長く停止していたことでかえって見えづらくなった可能性もある」と指摘しています。
羽田空港で起きた衝突炎上事故で、海上保安庁の航空機は衝突までおよそ40秒間、滑走路上に停止していたとみられることが分かりました。専門家は、日本航空機のパイロットが事故を避けるための時間は一定程度あったとしたうえで、「長く停止していたことでかえって見えづらくなった可能性もある」と指摘しています。
全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、12月24日までの1週間で1医療機関当たり23.13人となり、減少傾向が続いています。専門家は、年末年始に人の移動が活発になったことで再び増加に転じる可能性があるとして、注意を呼びかけています。
今回の地震を受けて、被災地への募金活動が始まっています。一方、個人情報をだまし取る偽サイトも確認されていて、募金団体は注意を呼びかけています。また、ボランティアについては、受け入れの態勢が整っていなかったり、応募が殺到して一時受け入れを停止したりする自治体があります。4日時点の情報です。
羽田空港で起きた日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機の衝突炎上事故で、海上保安庁の機長が「エンジン出力を上げたところ後ろから突っ込まれた」と話していることがわかりました。国の運輸安全委員会は事故前の海上保安庁の航空機の動きなどについてさらに調べを進めています。
震度6強を観測した石川県輪島市の中心部で起きた店舗や住宅など200棟以上が焼けたとみられる大規模火災の詳しい状況について、消防関係者が証言しました。それによりますと、火元は観光名所として知られる「朝市通り」南側の店舗周辺とみられ、消防隊が発見したものの断水で消火栓などが使えずに消火が難航し火が燃え広がったということです。
地震の混乱に乗じた空き巣などの被害を防ごうと、警察は自宅から避難した人が多い富山県氷見市に移動交番車を出動させています。
今回の地震の影響で北陸地方では半導体の工場などが稼働を停止していて、自動車のサプライチェーンなどへの影響が懸念されます。
文部科学省が教育委員会などを通じて、4日正午時点の被害状況をまとめたところ、276の学校や施設、それに、国宝や重要文化財など合わせて20件の被害が確認されたということです。
ロシアとウクライナとの間で激しい戦闘が続く中、これまでで最大規模の捕虜交換が行われ、それぞれ200人以上の兵士らが帰還しました。アメリカのシンクタンクは「国際法に従って行動することに関心があるという姿勢をロシアが示したかったのではないか」と分析しています。
新型コロナウイルスの全国の感染状況は、12月24日までの1週間では1つの医療機関当たりの平均の患者数が4.57人で、前の週の1.1倍となっています。厚生労働省は「前の週に続いて緩やかな増加となっている。引き続き対策を徹底してほしい」としています。
イスラエル軍とイスラム組織ハマスが衝突を続けるパレスチナのガザ地区では4日にかけて、南部にあるイスラエル軍が避難先に指定していた場所の近くが攻撃にさらされ、幼い子どもを含む14人が死亡したと伝えられるなど、犠牲者は増え続けています。
地震で被害を受けた能登地方の道路では、「通行可能」とされている道でも大きな段差があるなど道の状態が悪く、車が故障し渋滞が起きて災害対策や医療支援などの車両の通行に支障が出る事態も起きています。警察は「災害車両の通行を優先するため、不要不急の通行は控えてほしい」と呼びかけています。
北陸電力は、地震の影響で運転を停止している七尾市の火力発電所について、損傷が激しいことから復旧の見通しは立っていないことを明らかにしました。ただ、管内で必要な電力はほかの発電所の稼働率を高めるなどして、当面は確保できるとしています。
過去の大規模な災害の被災地では窃盗や詐欺など災害に便乗した犯罪が確認されていることから今後、こうした犯罪の発生に注意が必要です。警察庁によりますと、今回の地震の被災地での災害に便乗した犯罪の被害については、情報収集中で、確認できていないとしていますが、今後、発生が懸念されるとしています。
今回の地震で多くの建物が倒壊した石川県輪島市では、4日も倒壊した家屋の下敷きになっている人の捜索活動が行われました。
富山県氷見市の病院では地震の直後から断水が続いていて、地域の医療に大きな影響が出ています。
大規模な火災が発生した石川県輪島市の観光名所「朝市通り」の周辺では火はおおむね消し止められた一方で、焼け落ちた建物を確認したり、大切なものを探したりする住民の姿が見られました。
今回の能登半島地震をめぐり、岸田総理大臣は、多くの避難者がいて、避難の長期化も懸念されるとして、被災者の生活やなりわいの支援などに万全を期していく考えを示しました。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、岸田総理大臣は、来週、総裁直属の機関として「政治刷新本部」を立ち上げ、再発防止策や派閥のあり方などの検討を進める意向を表明しました。今月中に中間的なとりまとめを行い、必要に応じて政治資金規正法の改正も含め関連法案を提出する方針です。
石川県輪島市門前町では、倒壊した住宅に取り残された高齢の女性の救助活動が行われました。
仕事始めの4日、日本証券業協会による新年の行事が開かれ、証券会社の代表者らが、ことしの日本経済の見通しや、大きな焦点となっている賃上げについて言及しました。
去年1年間に交通事故で死亡した人は全国であわせて2678人と、おととしより68人増えました。死者が増加に転じたのは2015年以来で、新型コロナウイルスの5類移行に伴い、社会活動が活発化したことが背景にあると考えられています。
石川県の能登地方で震度7の揺れを観測した地震を受けた、北陸電力志賀原子力発電所の状況について旧ツイッターのXでは、NHKのロゴを不正に使った偽の投稿が出ています。報道機関を装った、偽情報や誤った情報が出されるおそれがあり、注意が必要です。
東京消防庁などによりますと4日午後4時20分すぎ、東京・新宿区西新宿の12階建ての建物の3階の1室から火が出て、これまでに7人がけがをしているということです。現場は東京メトロ・西新宿駅のすぐ近くの商業ビルなどが建ち並ぶ地域です。
能登半島地震の発生から4日目の4日、富山県氷見市では壊れた家具や食器など災害廃棄物の受け入れが始まりました。