米トランプ大統領 野党議員4人に「アメリカに謝罪すべき」
トランプ大統領が、アフリカ系など白人ではない4人の野党議員に対して人種差別的な発言を行ったとして波紋が広がっている問題で、トランプ大統領は、議員たちはアメリカにひどい発言を行ってきたとして謝罪すべきだと述べ、強く批判しました。
トランプ大統領が、アフリカ系など白人ではない4人の野党議員に対して人種差別的な発言を行ったとして波紋が広がっている問題で、トランプ大統領は、議員たちはアメリカにひどい発言を行ってきたとして謝罪すべきだと述べ、強く批判しました。
れいわ新選組の山本代表は午前5時前に記者会見し、みずからの議席を失ったことについて「10人立候補して10人通せなかったのは完全に私の力不足だし、私自身も議席を得られなかったのは非常に残念だ。全力で頑張ってもらったので私の責任だ。ただ、2議席を手に入れ、政党要件も満たしたと考えれば決して負けてはいない。山本太郎の議席は失ったが、れいわ新選組は大きく前進した」と述べました。
中国の国営メディアは21日、中国企業がアメリカの農産品の輸入の準備を始めた、と報じました。貿易交渉でトランプ大統領が圧力を強める中、農産品の輸入拡大でアメリカ側の態度を軟化させるねらいがあるとみられます。
ホルムズ海峡でイギリス船籍のタンカーがイランに拿捕(だほ)されたことを受けて、イギリスメディアは、政府がイランに対する制裁を検討していると伝えました。
札幌市で、障害のある30代の男性に暴行を加えて死亡させたとして、訪問介護を担当していた24歳の介護職員の男が傷害致死の疑いで逮捕されました。
自民・公明両党の獲得議席は、合わせて71議席となり、前回3年前を上回りました。
公明党は14議席を獲得し、過去の参議院選挙で最も多かった獲得議席に並びました。
比例代表で当選を確実にした、NHKから国民を守る党の立花孝志氏は、「普通の政治家や政党の誕生ではないと自負しており、歴史が変わると思っている。NHKの被害者をお守りし、NHKの職員の皆さんに、われわれに投票していただいた方々の思いを、愛情を込めて、時にはしかりつけながら伝えていきたい。丸山穂高衆議院議員とは近く会おうと思っているし、他の無所属で活躍されている方にも協力を呼びかけたい」と述べました。
比例代表で、立憲民主党の新人、石川大我氏の当選が確実になりました。石川氏は、45歳。東京・豊島区の区議会議員を2期務め、みずからが性的マイノリティーであることを公表しています。石川氏は、出身の東京を中心に支持を集め、初めての当選を確実にしました。また比例代表で、立憲民主党の新人、須藤元気氏の当選が確実になりました。須藤氏は、41歳。格闘家として活躍したあと、作家やミュージシャンなど、幅広く活動しています。須藤氏は、知名度を生かして、全国各地で幅広く支持を集め、初めての当選を確実にしました。
比例代表で当選が確実になった社民党の元議員、吉田忠智氏は「社民党を支持する方々が何としても社民党を絶やすわけにはいかない、社民党が日本の政治の中で生き残って役割を果たしてもらいたいと、支持が集まった結果だと思う」と述べました。
参議院選挙は、選挙区と比例代表を合わせた124の改選議席がすべて決まりました。
NHKのまとめによりますと、21日投票が行われた参議院選挙の投票率は48.80%で、50%を下回り、国政選挙としては戦後2番目に低い投票率となりました。
21日投票が行われた参議院選挙で、自民・公明両党は、改選議席の過半数を上回る71議席を獲得して勝利し、安倍総理大臣は引き続き安定した基盤のもと政権運営にあたることになります。ただ、自民・公明両党と日本維新の会をあわせた憲法改正に前向きな勢力は、85議席に届かず、憲法改正の発議に必要な参議院全体の3分の2を維持できませんでした。これに対して野党側は、焦点の全国32の1人区で前回並みの10議席を獲得し、候補者の一本化が一定の成果をあげたとしています。
NHKから国民を守る党は、比例代表で、1議席を確保することが確実となりました。NHKから国民を守る党は、今回の参議院選挙で、選挙区に37人、比例代表に4人の合わせて41人を擁立しこのうち比例代表で、1議席を確保することが確実となりました。
比例代表で、れいわ新選組は2議席を確保しましたが、比例代表に立候補した現職の山本太郎氏は議席を失いました。
比例代表で、社民党が1議席を獲得しました。改選議席を確保し、前回・3年前の選挙に並びました。
今回の参議院選挙についてアメリカ国務省は21日、NHKの取材に対して「アメリカの同盟国であり、友好国である日本の政府と引き続き協力していくことを期待している。われわれの同盟の基礎は共有する民主主義的な価値だ。日米の同盟関係は両国で政治的に幅広い支持を得ている」とコメントしています。
れいわ新選組の山本代表は、民放の開票速報番組で、2人の当選後の対応について、「私ができることはやる。舩後さんや木村さんの重度障害や難病のカバーには専門の方をつけてもらう。ただ、一番彼らをしっかりとサポートしなければならないのは国会だ。健常者のリズムだけで進められることはこれからなくなるので、国権の最高機関が本当の合理的配慮をしっかり形にしていくことが求められる」と述べました。
れいわ新選組は、比例代表で、2議席を確保することが確実となりました。
社民党の福島副党首は記者会見で、「32ある1人区で縁の下の力持ち、野党共闘の要石として頑張ってきて『改憲勢力に3分の2を取らせないように』と訴えたのは、よかったと思っている」と述べました。
今回の選挙の当選者のうち、最年長は、鹿児島選挙区で当選した自民党の尾辻秀久氏で78歳です。6回目の当選で、これまでに厚生労働大臣や参議院副議長を務めました。最年少は、愛知選挙区で初当選した公明党の安江伸夫氏で32歳です。弁護士で公明党の青年局次長を務めています。
参議院選挙について、中国国営の新華社通信は21日、「自民・公明両党と日本維新の会など憲法改正に前向きな勢力が、参議院全体の3分の2を維持するのに必要な議席を獲得するかどうかが焦点だ」と伝えるなど、中国は、憲法改正に向けた日本の議論の動向を注意深く見守ってきました。それだけに今回、参議院で憲法改正に前向きな勢力が3分の2を割り込むことが確実になったことを歓迎しているとみられ、今後、安倍総理大臣が憲法改正に対しどのように対応するか、注意深く見極めようとするものとみられます。
参議院選挙で、自民・公明両党の獲得議席は、これまでに69議席で改選議席の過半数を確保し、前回3年前の選挙で獲得した70議席まであと1議席となりました。一方、日本維新の会を合わせた憲法改正に前向きな勢力は85議席に届かず、憲法改正の発議に必要な参議院全体の3分の2を割り込むことが確実になりました。
21日午後、千葉県南房総市のトンネルのなかで、乗用車と軽自動車が正面衝突し、軽自動車に乗っていた小学生ぐらいの男の子が死亡したほか、それぞれの車に乗っていた男女4人もけがをしました。
国民民主党の玉木代表は、記者会見で「大躍進とまではいかないが、結党から初めて迎えたデビュー戦で躍進し、次に向けた一つの大きな土台を築くことができた」と述べました。