ベルギー前首相 EU大統領就任へ 結束取り戻せるか
EU=ヨーロッパ連合で、首脳間の調整役を務める大統領に、ベルギーの前の首相のミシェル氏が、12月1日に就任することになり、一部の中東欧諸国による強権的な政治などをめぐって、加盟国の足並みが大きく乱れる中、EUの結束を取り戻せるか手腕が注目されます。
EU=ヨーロッパ連合で、首脳間の調整役を務める大統領に、ベルギーの前の首相のミシェル氏が、12月1日に就任することになり、一部の中東欧諸国による強権的な政治などをめぐって、加盟国の足並みが大きく乱れる中、EUの結束を取り戻せるか手腕が注目されます。
国会は、週明けに安倍総理大臣も出席して参議院本会議が開かれ、野党側は、「桜を見る会」をめぐって追及を続けることにしています。一方、与党側は、会期末を12月9日に控え、日米の新たな貿易協定の承認などを急ぐ方針です。
来年度の税制改正で、政府・与党は大企業が利益をため込まず、投資に回すよう促すためベンチャー企業に出資した金額をあらかじめ損金に算入することを認める案など税の負担を軽減する方策について調整を急いでいます。
兵庫県尼崎市で、神戸山口組系の暴力団幹部が飲食店を出た直後に男に銃で撃たれて殺害された事件で、男が当初、飲食店の中で幹部の殺害を試みたという趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。
首里城の火災をきっかけに、文化財の防火対策が課題となる中、NHKが江戸時代以前に建てられた木造天守のある全国12の城を調査したところ、スプリンクラーが設置されているのは2か所にとどまるなど十分な対策が進んでいない現状が分かりました。
自民党の稲田朋美幹事長代行の資金管理団体が、秘書の「交通反則金」を支出していたことが分かりました。稲田氏の事務所は「道義的に適当ではなかったので近く収支報告書を修正する予定だ」としています。
ことし6月、大手製薬会社「エーザイ」が、てんかんの治療薬を開発するために行った臨床試験で、薬を投与された健康な男性が高いところから飛び降りて死亡し、厚生労働省は、薬の投与が死亡の原因となったことが否定できないとする調査結果をまとめました。近く、エーザイなどに適切な臨床試験を行うよう文書で指導することにしています。
沖縄の首里城の火災から30日で1か月です。原因の特定に向けた調査が進められる一方、再建に向けて政府と県の間で具体的な動きが始まっています。ただ、再建に向けて課題は多く、道筋が定まるにはかなりの時間を要する見通しです。
大阪の小学6年生の女の子を誘拐したとして、栃木県の35歳の男が逮捕されてから、30日で1週間です。男は事件については黙秘しているということで、警察が動機の解明を焦点に捜査を進めています。
スキー、ノルディック複合のワールドカップがフィンランドで開幕し、日本のエース、渡部暁斗選手は得意のジャンプで出遅れ、18位でした。
イギリス・ロンドンの警察によりますと、ロンドン中心部のテムズ川にかかる「ロンドン橋」で、29日午後2時ごろ、日本時間の29日午後11時ごろ、ナイフを使った襲撃事件があり、複数のけが人が出ているということです。警察は、ナイフを持った男1人を拘束したとしています。
文房具メーカー最大手の「コクヨ」は、敵対的買収に乗り出している筆記具メーカー「ぺんてる」の株式の買い取り価格をさらに引き上げると発表しました。価格の引き上げは2回目で、確実に買収を実現したいというねらいがあるものとみられます。
インドのことし7月から9月までのGDP=国内総生産の伸び率は、前の年の同じ時期に比べてプラス4.5%にとどまり、2013年以来の低い水準となりました。四半期ごとの成長率は、6期連続で前期を下回っていて、インド経済の減速が一層、鮮明になっています。
バドミントンの全日本総合選手権は、各種目の準々決勝が行われ、東京オリンピックに向けて、しれつな代表争いが続く女子ダブルスでは、世界ランキング4位の高橋礼華選手と松友美佐紀選手のペアが、同じチームの後輩のペアにストレートで勝って、準決勝に進みました。
35歳の若さで亡くなったモーツァルトを生前、描いたとされる貴重な肖像画がフランス パリのオークションに出品され、およそ4億8000万円で落札されました。肖像画には、この絵でしか知られていないモーツァルトの作品の可能性がある楽譜が描かれていて、専門家らの注目が集まっています。
12月1日から携帯電話などを使いながら車を運転する「ながら運転」に対する罰則が強化されるのを前に、北海道函館市では、警察官が街頭でドライバーに注意を呼びかけました。
ホームラン シーズン60本のプロ野球記録を持つ、ヤクルトのバレンティン選手と球団との残留交渉が不調に終わり、バレンティン選手は退団する見通しとなりました。
中東のイラクで、大規模な反政府デモが続き、治安部隊との衝突などで350人以上が死亡し、混乱が広がるなかアブドルマハディ首相は、責任をとって、辞任する考えを明らかにしました。近く、議会がアブドルマハディ首相の辞任を認めるか協議する見通しですが、辞任は避けられないとの見方が出ています。
東京で開かれているトランポリンの世界選手権は女子の団体決勝が行われ、日本はこの種目初めてとなる金メダルを獲得しました。
スマートフォンを見ながら車を運転する「ながら運転」の反則金や違反点数が12月1日から引き上げられます。企業の間では、社員の「ながら運転」対策に関心が高まっています。
抗議活動が続く香港では先月、中国本土や海外から訪れた人が去年の同じ時期に比べて40%以上減少し、一連の抗議活動に伴う混乱で基幹産業の観光業に大きな影響が出ていることが改めて示されました。
薬局で売られているせき止めなどを「高揚感が得られる」などとして大量に飲み、依存状態になる若者が急増している実態が明らかになりました。薬物依存で治療を受けている10代の患者のうち、40%余りは違法な薬物ではなく、市販の薬を大量に摂取していたことが国の研究機関の調査で分かりました。
埼玉県所沢市の70代の男性からキャッシュカードなどをだまし取ろうとしたとして、神奈川県の高校3年生の男女2人が詐欺未遂の疑いで逮捕されました。警察は2人がキャッシュカードなどをだまし取りに行く「受け子」とみて捜査しています。
長野県箕輪町のアパートの部屋で、家族4人が倒れているのが見つかり3人が死亡した事件で、パキスタン国籍の49歳の夫が妻を殺害した疑いで逮捕されました。警察は現場の状況などから夫が無理心中を図った可能性があるとみて、詳しい状況を調べています。
「桜を見る会」をめぐり野党の追及本部の会合が開かれ、出席した議員らは、いわゆる「オーナー商法」で多額の資金を集め経営破綻した企業が、会への招待状を見せることで信用を高め、顧客を勧誘していたのではないかと指摘しました。